またもトレードを成立させたようです。今回は同地区のTEX。それにしても動きが早い。
Leonys Martin, Anthony Bass ⇔ Tom Wilhelmsen, James Jones, (PTBNL)
CFをトレードで獲るというのは想像どおりですし、Martinは候補として何度か名前をあげていたわけですが、いざ実行されると今季打撃成績をみて不安になってしまいますね(笑)
一方で、今季はBABIPが例年に比べて下がっていたことを考えればもう少し打てるはずと妄想してしまうところではあります。
あらためてMartinの特徴を数字から見ておくと、右投手相手には平均レベルに近い打者であり、左投手相手には明らかに平均を下回る選手。ボール球に手を出している率が平均より悪くて、出塁率も伸びないので1番というよりは8,9番タイプなんでしょうね。
そしてなんといっても守備・走塁のパフォーマンスがリーグ有数の選手。平均を下回る打撃力ながら守備力のおかげでfWARは不振の今季も含めた3年間で6.5という数値です。
契約をみると、キューバからやってきた際に結んだ5年契約が切れ、今回が初の調停になるようでMLBTRによれば予想は$1.6M。FAまで残り3シーズン。
Bassは名前は記憶にあってSD時代からわかってるんですけど、どんな投手か知りません。基本的にはロングリリーバーですかね?7回を投げれるようになればいいですけど、そこまでの計算はできないんでしょう。Martinと同じく、今回が初調停で$1.1Mの予想になってます。
今回のトレードを年俸面からみると、Wilhelmsenは$3Mを少し超えるかどうかという予想がされていますから、Martinの$1.5~2MとBassの$1~1.5Mを合わせてWilhelmsen1人分で2人分をまかなえるということになりそうです。が、Martinの今季年俸は$3.75Mだったので$2Mも下がらずに$1Mほど上がって$4.5~5Mになるんじゃないかとも思うんですけど、前例はどうなってるんですかね?まあMLBTRを信頼しておきましょう。
ブルペンは先日獲得したBenoitがWilhelmsenの代わりにやってきたと考えれば良さそうですね。そう考えると年俸面の負担は増えてますね!?でも、年俸的にはRodneyの代わりにBenoitという感じ(すでにいなくなってましたけど)。
それにしても私のお気に入りの選手たちがことごとくトレードされてしまいます。。。Wilhelmsenはタフで三振も奪える投手。シーズン後半クローザーも務めましたし、復調してきたようにも思いますが、年俸も上がるし、トレードのタイミングとしては間違っていないのかもしれませんけど、個人的には悲しいです。
Jonesは走塁、スピードに特徴ある選手ですが、いかんせんそれだけではメジャーに定着できないというタイプの選手。パワーもないので、出塁率を上げないとどうしようもないわけですが、マイナーでは高いBB%がメジャーでは生かせないという状況。控えとしてメジャーに残るにしてもCFの守備力向上が必須でした。スピードのある選手は見てるだけなら楽しいんですけどね。もう1年くらい見てみたい気もしますが、トレードできるうちにトレードできたならそれでいいと思います。代わりの選手もすでに獲得できていますからね。
OFは今回のトレードでCFはとりあえずMartin。
SmithをトレードしないならLFはSmithとGutiで決まり。Gutiは今後の補強によってはDHでの出場が増えるのかもしれません。
RFはCruzでいくのかどうか。ほぼ全試合RFで使うのかDHとしての出場を増やすのかという問題があります。
twitterでも少し書きましたが、Cruzの出場を完全にDHにしてしまうならHeywardを多少無理してでも獲ればいいと思うんですけど、そうはしないと思いますから、FAならParraが最高の補強になると思います。
HeywardやParraを獲ればCFもいちおうやれるので、もう1人加えるOFはCFを守れるかどうかにこだわる必要はなくなり、1B/OFタイプでもいいと思います。もちろんCFをできる選手のほうが融通がききますけど。そのへんはDHや1Bとの絡みもあるでしょう。
CruzをRFで使う場合なら3ポジションをこなせるタイプのOF(できれば右打者)が必要ですね。つまり、Martinとプラトーンできる選手です。FA市場ではRajai Davisくらいですか?Stubbsや今季途中までいたRuggianoもいちおう候補にしておきましょう。あとはトレードで探すか。
また、Cruzを基本RFで使うならDHの補強が必要になります。
したがって、OFとDHに最低でもあと1人、もしかすると2人補強することになるでしょう。
少し前にIannettaの獲得を報じているところもありましたが、今のところまだなにも決まっていないようですね。CFの補強はとりあえず落ち着いて、何人か上がっていた候補者(GardnerやBradleyなど)がシアトルにやってくることはなくなったと思います。残るはC、SP、RP、内野をどこでも守れる選手、上でも書いた通りRF、可能性としては1BやDHも動くかもしれません。
今確認すると2015開幕メンバーで残っている選手はSucreを入れて12人、岩隈が戻ってきても13人にまで減っています。
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Author:code7
マリナーズの情報をまとめるのが主になります。たまには思ったことも書いています。