FC2ブログ
--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012-04-11

キンズラー、フィリップスが長期契約

TEXがIan Kinslerと5年$75M
CINがBrandon Phillipsと6年$72.5M
で契約延長というニュースが入ってきました。近年二塁手の大きな契約が目立ってきたように思います。ここで二塁手の契約総額上位をまとめてみると

年数・総額契約期間契約時メジャー歴生年
Chase Utley7年 $85M2007-133年1978
Ian Kinsler5年$75M2013-176年1982
Brandon Phillips6年$72.5M2012-177年1981
Dan Uggla5年$62M2011-155年1980
Dustin Pedroia6年$40.5M2009-142年1983
Brian Roberts4年$40M2010-136年1977
Rickie Weeks4年$38.5M2011-145年1982
Howie Kendrick4年$33.5M2012-155年1983
Robinson Cano4年$30M2008-112年(スーパー2)1982
Dustin Pedroia6年$40.5M2009-142年1983

 Canoの契約は2年のオプションが付いていて今はそのオプションでヤンキースに残っています。2年のオプションを含めると6年$57Mにまで大きくなる契約。Pedroiaは$11Mのオプションが1年付いてます。
 こうやって並べてみるとおもしろいことにFA移籍で大型契約をゲットしたという選手がいません。ここにあげた選手はすべて契約期間中にそのチームと延長したという契約ばかりです。通常FAになる6年を経過して契約延長という選手が3人いますが3人とも過去に複数年契約を結んでいてその期間中に新たな複数年契約を結んでいます。
 Pedroiaは調停前という早い段階で契約して結果も出してるのでとってもお買い得になってますね。CanoとUtleyは調停になると同時にこの契約を結んでます。他の選手はFAになる前に引きとめたというかたち。
 今回2人の契約が決まり二塁手の残す大物はRobinson Canoのみ。Canoはとてつもない契約になる可能性もあると思いますがどのくらいになるんでしょうね?総額で二塁手最高額のUtleyの2倍くらいいっちゃったりするんでしょうか。




 さて、今回のIan Kinslerの5年$75Mこれは高いのか安いのか。総額では二塁手の中で歴代2位に入る大きな契約で、Uggla(調停1年分を含む)やPhillipsと比べるとちょっと高い気もしてしまいます。
FanGraphsのWARで3人の過去4年を比較してみましょう
Kinsler(5.0, 4.7, 3.4, 7.7)
Uggla(4.6, 2.7, 4.9, 2.5)
Phillips(3.3, 3.3, 4.4, 6.0)
という感じでKinslerがいちばん大きな契約になっても不思議ではないと思います。UgglaはFAになるはずだった2年目以降が$13M×4年になってるので、TEXもKinslerに対して$13M×5年以上になるのは当然だと考えたはずで、Ugglaより守備が安定していて、去年いい成績を出したことを考えると$15M×5年は想定内かな? ただし、Kinslerはアウェイ打率がホームに比べて大きく下がっている選手でそれは気になるところかもしれませんけど。

 さらに、何度か言ってるようにYadier Molinaがオフに契約延長したのと比べてしまうと高いとは思えません。ちょうど同じ5年$75Mですが、Molinaは健康でも140試合程度しか出場しないポジションの選手で(捕手としては現役でも1,2位の選手でSTLの中心というすばらしい選手ですが)、故障リスクも高いポジションです。打力では比較するまでもなくKinslerなわけですし今回のKinslerは決して高いとは思いません。
 まあ相場が上がり続けてる状況なので基本的にはどの契約も過去のものと比べれば割高に感じるのは当たり前。今回の契約がちょっと高いかなと思う人もいるかもしれないけどこの程度はTEX側にとっても悪い契約にはならないはずです。
 これでTEXはHamiltonとNapoliをどうするのか。TEXの事情に詳しくないのでどうこういえませんけど、資金的にはまだまだ余裕があるんじゃないかと思えてしまうような増加を見せてるTEXのペイロールです。無理して長期契約しなくても若い選手がどんどん出てくるであろうTEXなのでどちらの選択もとれそうな気がしますが、Youngの契約も来年までなので計算できるベテランを最低でももう1人残したいんじゃないかなあ。さすがにHamiltonは超高額になるんだろうから2人とも残すのは難しそうだけど。




 Brandon Phillipsは今年で4年契約が切れるところ(来年は$12Mの球団オプションもありました)での契約延長。CINは1週間前にJoey Vottoとの10年契約を発表したばかりでした。CINの資金の使い方は心配になっちゃうので少しだけ考えてみましょう。

20132014201520162017
Votto1712142022
Bruce7.5101212.5(13)
Phillips12.112.112.112.112.1
3選手合計36.634.338.144.647.1


(Phillipsの契約詳細が明らかになってないので単純に総額を年数で割って1年あたり約$12.1M という金額を今回はそのまま使いました。Bruceは2017年がオプションになってます。)
 最近の流れからいくとおそらく今後もMLBの総収入は増え続けることが予想できますから、ペイロールもまだまだ上昇していくと思います。CINなら5年後には$100Mあたりになるんじゃないでしょうか。そう仮定しても2016年にはVotto、Phillips、Bruceの3人だけでペイロールのおよそ半分近くを占めることになると予想されます。
 現在CINで大きな契約を結んでる野手はVotto、Bruce、そして今回のPhillipsくらい。投手ではCueto、Chapman、Marshall。順調に行けば来年からLatos、Stubbs、Leake、Heiseyなんかが調停に入るはずだけど、新人のMesoracoやCozartが順調に育ったとしても2015年くらいまではお金の心配をする必要はないので、今いる選手だけで補強がなければ2015年までは余裕でVotto+Bruce+Phillips+その他の野手が$50M以下にできるはずで、それができれば全く負担にはならないし補強資金もいくらかあるのかも。2016年はCuetoの契約も終わって投手で契約の残っている選手はないのでLatosと契約延長して$15M超えるような年俸になっていても、ほかでどうにかやりくりはできるはず。でも厳しいのかも…。まあ、いけると判断したからVotto、Phillipsと契約を結んだんでしょうけど、2015年~2017年あたりがどうなってるのか見守っておきたいですね。
 とにかくCINのような中規模程度のチームが5年以上先の年俸が確定してるような巨額契約の選手をあまりにもたくさん抱えたり、ペイロールの1/4くらいを1人の選手が占めたりというのは危険であることに変わりありません。それでも最近のMLBではチームに本当に必要な選手を複数名引き留めておくだけの資金力はごく一部のチームを除けば各チーム持っているはずですから、チームの財政状態にあった金額を重要な選手のために使うのは間違いじゃないと思います。CINでいえばBruceのようにFA間近ではなく調停の前後で契約することによって少し安く抑えてFAを数年伸ばすることも可能ですしね。ちょっと考えただけだけどCINの場合$20M級の選手はVottoだけで、他の主力は$10M前後で抑えられてるので意外と問題ないんじゃないかと思ってるところです。もちろんVottoは今年から12年先まで契約があるわけで、早い時期に不良債権になるのは怖いですし、なにより投手強化にお金がかかる可能性のあるチームが野手の3人にペイロールの半分使ってしまうとディビジョン優勝争いを続けることが出来るかは微妙なのかもなあ。やりくりでどうにかできる範囲ではあると思うけど、心配は心配ですね。

コメント

非常に興味深い話ですね。
確かに2Bの長期契約の相場も上がりましたが、私も今回の契約高いとは感じません、やはり Kinsler のチームに対する貢献度に首脳陣が真摯に応えた結果だと思います。

そーなってくると私も Robinson Cano の動向には大注目です、何せ代理人はあの Scott Boras ですよね。 今のマリナーズで今直ぐ長期契約をしても良いと思える選手は Dustin Ackley と感じてますが、彼の代理人も当然私の大嫌いな Scott Boras ^^。Robinson Cano の現在の契約よりも高くつきそうですよね。 彼は08-11年の4年間で fWAR=16.6 を記録していてこれを Ackley が超える可能性は決して高くはない、しかも長期契約に応じてFAになる年を2年買い取ったとしても+$29.0Mでした、しかもその契約は前の代理人とだった。。。 ポジションが違いますがCOLの Carlos Gonzalez がサービスタイム2年で長期契約した時にFA3年を買い上げて 7年$80.0M でしたが契約前の 09,10年合計fWARは8.6ですからはたして Ackley が契約前にそれだけの価値を見出せるか? 契約時期と期間によりますが Dustin Ackley を追い囲むには Pedroia , Kinsler のケースのような超リーズナブルなケースで考えては駄目でしょうね、Carlos Gonzale 超えの金額は必要そうだと感じてます。 他のチームはうまく2Bを追い囲めてるのに、ココでも頭を痛めそうなケースが想定できるところがマリナーズの悲しいところでしょうか^^。

Ackleyは確かに難しそうですね。とりあえず入団時に結んだ5年契約は2013年までのはずなのでそこでまず話し合いは出来そうですけどね。その前に今オフ1度オファーはするのかもしれませんけど。
そこまでにAckleyがどの程度の成績を残せる選手になっているか。どちらにしろ長期契約はそう簡単にまとまるわけもないし、お得な契約になるとは思えないので、契約を結べるならおっしゃるとおり大きな契約ということになるんでしょうね。
それにしてもCarlos Gonzalezの契約ってすごいですね。調停前に契約してるのに契約最後の年は$20M。お得感ほとんどなし。いいところは30台前半までの一番いい時期をカバーできてるという点くらいでしょうか。でもボラスおかかえの選手と契約するにはこのくらいじゃないといけないんでしょうね。

ボラス物件は考えるだけ時間の無駄とさえ思えてしまいますから、いい時期にいい契約できることを信じるのみです。いつかチャンスがきて長期契約できればいいなあくらいに考えておきます。マリナーズがAckleyの実力を信じてるのであれば早いうちに長期契約出来れば最高ですけど、Carlos Gonzalezの例を持ち出され同額程度を要求されて契約するのは通常のFA選手獲得と同じようにかなり大きな賭けになっちゃいますからね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mlbmariners.blog103.fc2.com/tb.php/237-a7bb3d61
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Copyright (C) 超!マリナーズ(仮). All rights reserved. Template by Underground
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。