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2015-03-18

2015戦力分析 レンジャーズ

HOUにも抜かれて地区最下位に沈んだ2014年。91勝から67勝へと24もマイナスになっています。ここ何年か沈むと予想する人がいたはずですけど、昨年はついに沈んだというかたちです。


オフの主な動き

INOUT
Yovani Gallardo (SP)Alex Rios (OF)
Ross Detwiler (P)Neal Cotts (RP)
Carlos Corporan (C)Alexi Ogando (P)
Anthony Ranaudo (SP)Luis Sardinas (IF)
藤川 球児 (RP)Robbie Ross (P)
Joe Beimel (RP)Aaron Poreda (RP)
Delino DeShields (CF)Dan Robertson (OF)
Jamey Wright (RP)Nathan Adcock (RP)
Ryan Ludwick (OF)
Nate Schierholtz (OF)
Elliot Johnson (UT)
Chris Gimenez (C)





CはChirinosとCorporan。Chirinosは昨季出番が回ってきて、攻守でまずまずの成果をみせました。Corporanは移籍組、平均より少し下の捕手だと思います。この2人が普通にやってくれれば大きな穴にまではならないでしょうけどウィークポイントでしょうね。
もしかしたらシーズンどこかでJorge Alfaroに出番が回ってくるかもしれません。

1BはFielder。移籍1年目の昨季は42試合、3HRとあまりにもひどい成績でした。開幕時点ではまだ30歳ですが、体系のこともあり、今年巻き返せなければ終わった選手とみられかねませんから、奮起を期待します。
あとはMorelandとRua。Morelandも昨季は不振でしたから、来季契約を考えても今季は踏ん張りどころです。Ruaは昨季AA~メジャーまで1年間好調を維持していたようなので楽しみではありますが、今年もその勢いを持続できると計算はできません。シーズンどこかでGalloが投入されるかもしれません。

2BはProfarが離脱してOdorのレギュラーが決定。21歳になったばかりですが、マイナーでは好成績を残して昨季20歳でメジャーデビュー。攻守ともに平均より少し悪い成績を残しています。成長できれば打率は平均以上を残して二桁本塁打は期待できます。控えにはRasalesがいます。

SSはAndrus。非力な選手としては珍しい大型契約を手にした選手ですが、成績は下降しています。彼の強みはリーグトップレベルの積極的な走塁とメジャーを代表するSSとしての守備なわけですが、昨季は両方であまりいい数値はでていません。まだ26歳と今後数年がキャリアのピークになるはずですが、このまま成績が伸びないようではチームにとって大きな負債となってしまいます。

3BはBeltre。もうすぐ36歳となり、守備力は落ちてきましたが、数値的にはまだ平均以上。打撃は3年連続3割でHRは過去5年で145本。間違いなくトップレベルの打撃力をもつ、現役最高クラスの三塁手です。

LFは誰になるんでしょうか?RuaやChoiceのほかに、マイナー契約のLudwickやSchierholtzも候補でしょう。

CFはMartin。守備力があり、右投手相手には平均レベルの打者ですが、左相手になるとけっこうひどいです。そういう意味では右打者の選手とともに起用できればということになるんですが…というところで出てくるのがChoiceやDeShieldsです。果たしてMartinの対左投手の打席を減らすことができるくらい、彼らが出番を増やせるのかどうか。

RFはChoo。Fielderと同じく期待を裏切った感のあるChooですが、出塁率は.340と平均より上のものは残しました。本来4割近い出塁率を期待していたはずなので、それを考えるとやはり厳しいシーズンでしたが。。。守備は明らかなマイナスです。

DHは守備の悪いChooあたりをといきたいところですが、OFに代わりになるような選手がいないのがつらいところです。1BのFielder, Moreland, Ruaのなかから誰かということになるんでしょうか?




故障者続出だったローテは今年も心配。Perez, Harrisonに続いてダルビッシュまで離脱してしまいました。
現時点でローテはどうなるかわかりません。
新加入のGallardoはローテ確実。Lewisもおそらく確定なんでしょうけど昨季、今春の結果は良くありません。
エースになるべきHollandは開幕に間に合うんでしょうか?欠場することなくシーズン投げられればいいんですけど。Harrisonは前半のうちに戻ってこれるかどうかなんでしょうけど、計算できません。Perezも同じような感じですけど、Harrisonよりは計算できる戦力のはず。
新加入のDetwilerにはチーム事情を考えるとシーズン通して投げてほしい投手。同じく新加入のRanaudoはローテ定着が目標でしょうか。こんな状況なので若手のTepesch, Martinezには今年もチャンスがありそうです。
故障者がいなければ、リーグでも上位になり得るローテのはずですが、今年も故障者だらけでHolland頼みのローテになりそうな気がします。Alex Gonzalezなどメジャー経験のまだない若い投手の中から救世主が出てくればおもしろいんですけど。。。

ブルペンは昨季途中に復帰したFelizが順調そうなのは安心できる要素。Scheppersもここまでは大きな問題はなさそうで復活を期待したいところ。セットアッパーとしての働きまで期待したい左腕のClaudioには注目です。
あとは微妙なメンバーという気がしますけど、Beimel, Klein, 藤川あたりに期待しましょうかね。




昨季はペイロールがLAAに次いで地区2位でしたが、大きく負け越し。健康であれば優勝争いに絡める戦力だったと思いますが、故障がちの選手を多く抱えているイメージがあります。
そして、その流れは今年も続き、ダルビッシュとProfarがおそらくシーズン全休。Martin PerezとHarrisonもシーズン中盤までかかりそう。今年もやっぱり離脱者を増やさないことがプレイオフへの近道。とはいいながら、もうプレイオフは厳しい戦力になってきました。打線が奮起してリーグトップレベルの得点力を発揮することが条件でしょう。Choo, Fielderが期待通り打ってくれないと地区最下位を免れるのは難しいかもしれません。
TEXのチーム編成を好きと言ってる私ですが、さすがに今年の戦力はいただけません。故障者の関係もですが、なによりデプスが薄いです。走力面でも一時期Andrus, Martin, Gentry, Riosとアドバンテージを誇っていたTEXですが相手チームからすると、今はAndrus, Martinだけケアしておけばという状況です。


打撃
走塁
守備
野手デプス
ローテ
ブルペン
投手デプス
予想勝数60~78


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2015-03-15

ロスターと動きの確認

IN

前所属
Nelson CruzFA (4y / $57M)BAL
J.A. Happトレード*1TOR
Justin Ruggianoトレード*2CHC
Seth Smithトレード*3SD
Rickie WeeksFA (1y / $2M+)MIL
Edgar Olmosウェイバークレーム*7MIA
Carlos Riveroウェイバークレーム*4BOS
David Rollinsルール5ドラフトHOU
Brian Moranルール5ドラフト返却LAA
Mike Kickhamトレード*6CHC
Mayckol Guaipe40-man rosterに登録
John Hicks40-man rosterに登録
Ketel Marte40-man rosterに登録





OUT
移籍先
Corey HartFAPIT
Chris YoungFAKC
Kendrys MoralesFAKC
Chris DenorfiaFACHC
Joe BeimelFATEX
Franklin GutierrezFA(SEA)
Endy ChavezFA(SEA)
Humberto QuinteroFABOS
Justin SmoakDFATOR
Michael Saundersトレード*1TOR
Brandon Maurerトレード*3SD
Edgar OlmosDFA*7TEX
Ty Kellyトレード*5STL
Lars Huijerトレード*6CHC
Logan BawcomAAA登録へ
Anthony FernandezAAA登録へ

*1 J.A. Happ ⇔ Michael Saunders
*2 Justin Ruggiano ⇔ Matt Brazis
*3 Seth Smith ⇔ Brandon Maurer
*4 Carlos Riveroはウェイバークレーム後ノンテンダーFA、マイナー再契約。
*5 Sam Gaviglio ⇔ Ty Kelly
*6 Mike Kickham ⇔ Lars Huijer
*7 Olmosは獲得するもシーズン前にTEXへ




マイナー主な動き

IN
Misael Siverio (Cuba)
Leury Bonilla (re-signed)
Patrick Leyland (released by Tigers, Oct. 30)
Burt Reynolds (re-signed)
Sam Gaviglio
Justin Germano
Mark Lowe
Joselito Cano (re-signed)
Shawn O’Malley (released by Angels, Dec. 19)
Endy Chavez (re-signed,メジャー登録で $0.75M)
Franklin Gutierrez (re-signed)
John Baker
Kevin Correia


OUT
(FA) Blake Beavan (AAA), Moises Hernandez (AA), Luis Jimenez (DSL), Logan Kensing (AAA), Ricardo Pereira (Lo A), Stephen Shackleford (AA), Nick Hill (AA)
Leury Bonilla (AAA), Nate Tenbrink (AAA), Gabriel Noriega (AAA), Xavier Avery (AAA), Burt Reynolds (Hi A)
(リリース) Kevin McCoy, Logan Seifrit, Daniel Thieben, Toby Demello, Brett Thomas, Travis Witherspoon, Mark Bordonaro, Tommy Burns, Leoncio Munoz, Alex Roy



キャンプ招待選手
P
Kevin Correia, Sam Gaviglio, Justin Germano , Stephen Landazuri , Mark Lowe, Tyler Olson, Rafael Perez, Jordan Pries, Joe Saunders, Forrest Snow
C
John Baker, Steve Baron, Mike Dowd, Tyler Marlette
IF
Patrick Kivlehan, Jordy Lara, D.J. Peterson, Carlos Rivero
OF
Endy Chavez, Franklin Gutierrez, Shawn O'Malley




主な成績と2015年俸(予想を含む。調停前の選手は一律$0.5Mで計上)
wRC+WAR年俸
CZunino861.70.5
1BMorrison1101.02.725
2BCano1365.224
SSMiller861.40.5
3BSeager1265.54.5
LFAckley972.12.6
CFJackson851.07.7
RFSmith1332.66
DHCruz1373.914.2
CSucre260.00.5
UWeeks1271.22
UBloomquist810.13
OFRuggiano1130.42.5
野手合計26.370.725M

そのほかの選手・・・Montero, Chavez, Guti, Baker, Morban, Peterson, Kivlehan, Hicks, Marte, Choi, Rivero, O’Malley


xFIPWAR年俸
Felix2.516.224.8
岩隈2.853.27
Paxton3.541.30.5
Happ3.951.36.7
Walker3.880.40.5
Rodney3.141.27
Furbush2.830.71.3
Farquhar2.940.90.5
Leone3.070.70.5
Smith2.110.20.5
Wilhelmsen3.690.21.4
Medina3.590.30.5
投手合計16.651.4M

そのほかの選手
Elias, Erasmo, Correia, Siverio, Gaviglio, Hultzen($1.7M)
Rollins(ルール5), Olson, Guaipe, Luetge, Olmos, Lowe, Moran, Pries, Snow





今回で最終更新にしたいと思います。1週間ほど前にCorreiaとマイナー契約しました。いまのところローテ候補たちに長期離脱者は出ていませんが、デプスという意味では大きな動きです。立場的にはErasmoと同じあたりでブルペン(ロングリリーフ)を含め最後の1枠を目指すというところでしょうか。

ここまで大きな故障者を出さずに進んできたわけですが、Taylorが手首をやってしまい4-6週間かかるとの情報。MillerとのSS争いが白熱していただけに残念です。これでMillerで決まりという雰囲気ですが、もう1人のSS候補Marteに注目が集まってくればまた楽しいんですけど。

ブルペン二番目の左腕争いもおもしろくなっているようです。ルール5ドラフトのRollins対2013年7巡で生まれも育ちもワシントン州というOlson。両者とも昨季はAAまでで、Rollinsは2013年に1試合だけAAAを経験しているという程度。年齢も同じ25歳です。

2015-03-07

2015戦力分析 アストロズ

2013年から+19の70勝をあげたHOU。今季は5割どころかプレイオフも見据えているのかもしれません。


オフの主な動き

INOUT
Colby Rasmus (CF)Dexter Fowler (CF)
Jed Lowrie (SS)Carlos Corporan (C)
Luis Valbuena (3B/2B)Michael Foltynewicz (RP)
Evan Gattis (C/OF/DH)Marc Krauss (OF/1B)
Luke Gregerson (RP) Nick Tropeano (SP)
Pat Neshek (RP)Josh Zeid (RP)
Hank Conger (C)Rio Ruiz (3B)
Roberto Hernandez (SP)
Dan Straily (SP)
Joe Thatcher (RP)
Dan Johnson (1B)


これまで結果を残している選手を大量に獲得した一方で、放出したレギュラーはFowlerのみで明らかにチーム力は上がっているように思います。とはいえ獲得した選手の中に平均を大きく超える選手はいないと思うので、あくまでもこれまでの穴を埋めたというか一段階グレードアップしたという程度のはず。大きなマイナスの選手はほとんどいないと思うので、かみ合えばおもしろいチームだと思います。
それではポジションごとに簡単に見てみます。



Cは一昨年wRC+129をたたき出したCastroに加え、LAAからCongerを獲得。さらにGattisはDHとしての出場になると思いますが捕手登録ですし、捕手としても当然使えます。4番手にはStassiまでいます。まあStassiは健康状態が…でも昨年は100試合を超えました。ともかく層の厚さとしては少なくとも地区最高ではないかと思います。場合によってはCastroをDHで使うこともできそうです。

1B&DHはSingletonとCarterそしてGattis。
Singletonは最大で8年にもなる契約を結びましたが、メジャーでは三振が37%というすごいことに。打率+1割以上の高い出塁能力があるものの打率が2割未満では平均の出塁率に届きません。薬物規定違反の出場停止もあり、メジャー到達はやや遅れた感もありますが、まだ23歳、契約を考えてもチームはまだまだ期待しているはずです。
CarterはHR数が16, 29, 37と年々増えて昨季はMLB2位タイでした。一方で打率は低く、出塁率はHRと逆で.350, .320, .308と下降の一途。守備走塁はマイナスですからDHとして使いたい選手。
Gattisはデビューが26歳と遅れて出てきた選手。2年間213試合で43HRとパワーはありますが、出塁率は平均か少し下。
GattisをLFとして使えば3人とも使えます。

2Bは昨季大ブレイクのAltuve。打席では非常に積極的なベネズエラ人で昨季707打席中三振と四球は合わせても100に届きません。そのおかげで右打者ながら225安打を達成しました(もちろん高打率があってこそです)。走塁も積極的で50盗塁を超えました。ただし、守備がマイナスポイントです。
AltuveになにかあればValbuenaやMarwin Gonzalezがいます。

SSは戻ってきたLowrie。走はいまいちですが、攻守に安定したSSという印象でいい選手だと思います。
ちなみに、Lowrieは2011年にHOUにいたわけですが、その後OAKへトレード。交換相手でやってきたのがCarter, Peacock, Stassiの3人ですね。
LowrieのほかにVillarがいます。昨年は期待を裏切りましたが、まだ23歳。あとは昨年6ポジションを経験したGonzalez。
そして、今季見れるかどうかわかりませんが、Correaがいます。もし後半にでもCorreaが昇格すれば、LowrieとCorreaどちらかが3Bに回ってValbuenaやDominguezが押し出されることもあると思います。

3BはValbuenaとDominguez。ロスターをどうするのか良くわかりませんけど、ValbuenaとDomingezをプラトーンという使い方もできます。
Valbuenaは元々マリナーズ組織にいてメジャーデビューもマリナーズですから覚えている人もいるはずです。CHCに移籍してからはしっかり四球を選び、リグレーとはいえHR数もまずまずで、守備もなかなかの数字を残しています。
Domingezは元ドラフト1巡選手で期待されていたわけですが、なかなか結果が出ず。過去2シーズンで約1200も打席に立っていますが、昨季は打率が.215でfWARは-1.7と完全にレギュラー失格の数字でした。走力がないのもいろいろとマイナスです。

上にも書いてますがLFはGattisになるんでしょうか。GrossmanやMarisnickでいくくらいなら守備が大きなマイナスになったとしてもGattisを使う方が得点力を考えればいいんでしょうけど。あとはPresleyもいますね。

CFはRasmus。長打力のあるCFですが年によって成績にはばらつきがあります。守備も数字を見る限り良いのか悪いのか良くわかりません。能力はあるんでしょうから、期待は持てる選手ですけど、今年はどちらのRasmusが見れるんでしょう。
控え候補のMarisnickは守備力に定評のある選手。ただ、打撃面はあまり期待できないでしょう。

RFは期待のSpringer。デビューイヤーの昨季は78試合で20HRと高い長打力をみせたものの三振率が33%と問題のある数値でした。今季は30HRが最低ラインでしょうか。



ローテは昨季結果を残したKeuchel, McHughが同じようにやれるかにかかっています。ここが昨季並の働きをすれば5割もみえてくるかもしれません。
とはいえ、やはりローテは不安。Feldmanもシーズン通してローテを守ってくれるはずですが、4番手以降は…。おそらくOberholtzerは入るんでしょう。5番手はPeacockやStrailyでしょうか?このへんが試合を作れればおもしろい存在のチームになるかもしれませんね。

ブルペンにはGregerson, Neshekという結果を残してきた投手を加えました。Thatcherも元気なら良い投手のはず。そんななか注目は元マリナーズのFieldsでしょう。高い奪三振率を誇り、コントロールが平均に近いレベルになり、四球をいくらか減らせれば間違いなく活躍する投手。Qualls, Sippを含め、このメンバーなら平均レベルには届いている気がします。




HOUは何年も穴だらけだったチームで、若手たちを試していたわけですが、お試し期間を終了し、経験ある選手たちで穴を埋めるという次の段階に入りました。全体的に打撃の安定感が物足りない気がするんですが、Gattis, Rasmus, SpringerのOFは爆発すればすごいものを発揮するメンバーです。3人で100HRいく可能性もあります。
このロスターで5割程度勝てれば夏または来オフ以降に大きな補強を1,2件行い、優勝争いをできる戦力になるのかもしれません。
繰り返しになりますが、今年の打線は打率が低めながら長打力のある選手を安く集めることができた印象です。この打線がかみあえば大量得点できるはずです。はたしてどのくらい上手くいくのか。上手く回ればおもしろいことになる可能性がある一方、再び大きく負け越す可能性もあるチームです。
問題は投手。ブルペンは複数補強できたので、先発のKeuchel, McHugh以降が固まってくれば勝ち越しも見えると思います。プレイオフは厳しいと思いますが。



打撃
走塁
守備
野手デプス
ローテ
ブルペン
投手デプス
予想勝数65~86


2015-03-01

速球の伸び

先に言っておきますが、大した内容はありません。
Brooks Baseballというサイトには細かなデータがいろいろ載ってます。そこで今回は数名の投手のファストボールの伸び(縦の変化量)を中心にいろんな投手のファストボールを比較してみました。


簡単にいうと、数値が大きいほどボールが落ちていないことになります。もちろん、ボールが落ちない=打者が感じる伸びのある球ということにはならないはずです。フォームなどいろんな要素が絡んでくるはずです。
今回は主な投手の2014年のフォーシームの縦変化量と横変化量、球速、空振り率、ゴロとフライの比率、フライ・ライナーのうちのHRを打たれた率を表にしてみました。GB/FBは100がGB:FB=1:1ってことですね。


縦変化量横変化量球速空振率GB/FBHR/FB+LD
Chris Young12.16-1.9386.1111.5751.829.22
Chris Tillman11.67-2.2391.8515.11112.235.60
上原 浩治11.60-6.5289.2032.6953.339.68
Clayton Kershaw11.451.3893.7215.80320.004.50
Aroldis Chapman11.053.73101.1741.85153.853.57
Wade Davis10.67-2.5796.7233.76133.330.00
James Paxton10.555.2595.1810.49334.623.33
Danny Farquhar10.51-3.9994.4231.8866.6711.11
Taijuan Walker10.20-5.0295.4221.61320.006.67
Zack Greinke9.86-1.8392.6525.50129.737.41
Fernando Rodney9.75-4.7596.3620.90180.0011.11
David Price9.717.7794.2327.3967.577.27
Roenis Elias9.655.1792.8813.40145.107.48
ダルビッシュ 有9.54-2.1193.5615.8890.705.95
黒田 博樹9.40-3.9691.9017.5484.627.14
Madison Bumgarner9.396.1292.8826.9579.076.21
Doug Fister9.02-5.3488.7619.4471.4330.00
Corey Kluber9.01-3.4894.5515.00125.0023.08
Craig Kimbrel9.01-6.0198.1132.37132.002.00
Charlie Furbush8.986.4792.8222.01137.506.25
Adam Wainwright8.95-1.7991.1912.59204.177.02
Stephen Strasburg8.88-6.1595.6715.03152.589.05
Jordan Zimmermann8.73-3.8394.6318.69226.394.74
Tom Wilhelmsen8.62-1.7396.0625.11200.0011.43
Dellin Betances8.60-2.0897.5821.07211.545.77
Felix Hernandez8.60-2.5393.6414.73195.831.89
岩隈 久志8.54-7.0190.2325.8461.1113.33
Dominic Leone8.47-2.5895.4220.82273.336.25
Dallas Keuchel8.354.1590.478.00157.896.06
Erasmo Ramirez7.86-7.9992.2420.3792.000.00
Max Scherzer7.84-7.8293.9422.9676.925.29
Chris Sale6.7211.3794.8823.80112.202.25




同じフォーシーム・ファストボールでもこれだけデータに差があります。まあ本当にフォーシームなのかどうかしりませんけども(おそらく、ツーシームなどのボールも少し混ざっているはずです)。


球速の遅いYoungが一流投手たちを抑えてすごいボールを投げています。さすがは一級のフライボール・ピッチャーという数値。彼に関してはどのコース・高さに投げているかというデータを見てもおもしろい投手で、好投手の多くは低めにボールを集めるのに対してYoungはどの高さにも投げ込み、特に高めが多いんです。ボールに伸びがあるという特徴を生かし、フライになりやすい高めを多く投げることができれば、そりゃあフライアウトが増えますよね。HRが増えなければ好成績を期待できます。

Kershawを見る機会が少ないのでよくわかってませんでしたが、こんなにゴロを打たせられるファストボールを投げてたんですね。キャリアで見るとGB/FBは183.72ですが、昨季はPaxtonと同じレベルです。
そのPaxtonはファストボールでゴロを打たせ、HRも打たれにくいという特徴の投手。空振りを奪う能力は低いようですが、ファストボールでゴロを打たせるという能力を私は評価しています。球速もあり、伸びもあるのになぜ空振りが取れないのか。データで分析すれば、それはゴロが多いから、つまり低めにボールを集めているというのが一因なのかもしれません。Paxと違って、コントロールの良い印象があり、低めのボールでゴロを打たせているはずのFelixと比べてもPaxは真ん中より低めにボールを投げこめているんです。また、意図的に高めに空振りを獲るために投げるファストボールがそれほど多くないし、投げても思ったところに投げられず手を出してもらえなかったりします。そこが、Paxの課題で、高めのボールで狙って空振りを奪ったり、フライを打たせることができるようになれば、変化球がカーブしかなくとも一流投手への道が開けてくるかもしれません。Walkerは右と左の違いこそあれファストボールの数値は同じようなものになってますね。

Felixもゴロを打たせる投手。Felixのファストボールはシンカー系ですが、本当のシンカーになると縦変化が6程度、横変化が-7超になります。Sherzerのシンカーは縦変化が5、横変化が-10程度ですが、Felixに比べるとファストボールとの球速差が少しあります。中継を見ていても感じることですが、データ上でも球速をほとんど変えずに変化量を変えることができるおもしろい投手だと思います。

1人だけ横の変化の大きさが飛びぬけているSale。フォームも関係しているのかもしれませんけど、なかなか見ることのないタイプのボールですから相手打者は当然苦戦します。


マリナーズの主力リリーフで最も良いファストボールを投げるのはFarquhar。球速はリリーバーとしては特別速いわけではありませんが、伸びのあるフォーシームで30%を超える空振率を誇ります。Farquharは決め球のカーブも力があり空振率は40%を超えます。今回の記事とは関係ないけど、Rodneyのチェンジアップは46%超の空振率で、Furbushのスライダーは42%を超えています。
最後にErasmo。彼のファストボールはデータ上でもよくシュートしていますね。空振率は20%で悪くないです。チェンジアップが40%弱の空振率であり、三振を奪うには十分の威力。ブルペンに入ってスライダー系統を捨て、パワーで押せれば、チェンジアップがさらに生きて、平均以上のリリーバーになれる可能性はありますが、スターターとして結果を出してほしいものです。

他球団のリリーバーで気になるのはやはり上原。フォーシームで空振りを奪えることで圧倒的な空振奪取率を誇ります。伸びのあるボールをコマンド良くストライクゾーンより高めの手が出るけど打てないところに投げ込み、低めのボールになるスプリットも抜群の威力。この組み合わせはリーグ屈指です。
昨季ブレイクしたBetancesは球速はあるもののファストボールは特別ではなさそうです。データ上ではカーブがとんでもなくいいボールです。同じくKimbrelもカーブがリーグ屈指の決め球で、ファストボールでも空振りが獲れますから最強クローザーであるといっていいところにいる投手です。

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